富良野中山メロンのご注文

富良野市山部(やまべ)でメロン作りをはじめて50年。
私たちは三代にわたって続く農家で、生まれたときからメロンとともに育ってきました。
幼い頃からメロンに囲まれた暮らしを送り、学生時代は学校が終わると家業を手伝いながら過ごしてきました。

祖父の代から受け継がれてきたこだわりとノウハウを大切にしながら、いまでは自らも毎年試行錯誤を重ね、「よりおいしいメロン」を目指して一切の妥協なく栽培に取り組んでいます。

大切なご家族やご友人にも心から満足していただけるよう、生産者として「これは自分でも食べたい!」と自信を持ってお届けできる品質のメロン作りを心がけています。

2025年現在は年間約12万玉を生産し、約20名のスタッフとともにメロン作りに励んでいます。
(100メートルハウス104棟、露地メロン1ヘクタール)

こだわりの富良野メロン作り

富良野メロンは、特定の品種や栽培方法に決まりがあるわけではなく、富良野地域で育てられたメロン全般を指す呼び名です。
そのため、見た目や味わいには生産者による違いが表れやすく、それぞれの農家の工夫やこだわりが感じられるのも魅力のひとつです。
なかでも山部(やまべ)地区は、昔からメロン栽培が盛んに行われてきた地域で、寒暖差の大きい気候と、排水性に優れた土壌がメロンづくりに適しており、高品質なメロンが多く育てられています。

メロンは育てる人の手によって、甘さや食感、香りの立ち方まで変わる繊細な果物です。
だからこそ、「誰が、どんな思いで育てたのか」を知っていただいた上で、安心して選んでいただけるよう丁寧な栽培と誠実なものづくりを大切にしています。

一番重要で難しい!収穫のタイミング

メロンは、収穫の1週間ほど前から一気に糖度が上がります。そのため、「いつ収穫するか」が美味しさを大きく左右する、非常に繊細な果物です。早すぎれば甘みが十分にのらず、遅すぎれば実が割れてしまうこともあるため、収穫の見極めには経験と感覚が問われます。

当園では、お客様に直接お届けしているからこそ、一玉一玉に責任と想いを込めて、ベストなタイミングでの収穫を何より大切にしています。

収穫の判断には、「葉の色の変化」や「離層(ヘタの部分のヒビ)」、「玉の色つやや網目の状態」、「お尻のコルク状のヒビ割れ」など、いくつものサインがあります。これらを長年の経験と照らし合わせながら、毎日畑を歩き、すべてのメロンを目で見て、触って、確認したうえで収穫しています。

特別な機械では測れない、目には見えにくい「美味しさのサイン」を、ひとつひとつ見逃さずに収穫すること。それが私たちのこだわりであり、誇りです。

美味しいメロン作りの第一歩は元気に育つ環境作り

私たちはまず、土づくりをとても大切にしています。
「東京農業大学発(株)全国土の会」に加盟し、土壌分析のデータをもとに、メロンにとって最適な栄養バランスになるよう肥料を選定しています。
特に重視しているのは、「チッ素」「リン酸」「カリウム」の三要素と呼ばれる肥料の基本成分。その年の畑の状態に応じて、それぞれの比率を見極め、必要な配合を調整しています。
また、ハウス内の環境づくりもメロンの生育に大きく関わるため、日々の管理は欠かせません。
天気や風向きに応じてハウスの開け閉めを1日に何度も行います。自動開閉装置も設置していますが風の流れによって温度や湿度に微妙な差が生じるため、最終的には人の目と感覚で細かく調整しています。

特に苗がまだ小さいうちは、強い風で揺られたり、急激な気温変化にさらされたりすると大きなストレスになってしまいます。健康な木に育つように風の入り方や温度変化を抑えながら、メロンにとって心地よい環境をつくることを心がけています。

中山農園「富良野メロン」の品種・等級

私たち中山農園では、毎年その年の気候や畑の状態を見ながら、最もおいしく育つ品種を選んで栽培しています。
毎年新しい品種を試験的に育てながら、その土地・その時期に合ったものを厳選し、作付けに活かしています。
現在の主な栽培品種とおおよその収穫時期は以下の通りです(※年により前後することがあります)。

• 7月上旬~中旬 キングルビー(赤肉メロン)
• 7月下旬~9月下旬 ティアラ・R113U(赤肉メロン)

また、富良野メロンの規格は「糖度」「ネット(果皮の模様)の美しさ」「形の整い方」などを総合的に見て、「秀・優・良」の3段階に分けられます。中山農園からお届けするメロンは、この中でも最高ランクの「秀品」
見た目も味も納得していただけるよう、一玉一玉しっかりと選別し、お届けしています。

★ご注文前にご確認ください

食べ頃まで追熟期間があります

中山農園のメロンは、収穫後に数日間じっくりと追熟させることで、甘みや香りがさらに引き立ち、本来のおいしさを楽しんでいただける果物です。

お届けからおよそ5日〜1週間ほどで食べ頃となりますので、「旅行や仕事で数日不在にする」という場合でも、品質が落ちてしまう心配はありません。

食べ頃の目安や保存方法については、別ページで詳しくご案内していますので、初めての方でも安心してお楽しみいただけます。

お届けについて

富良野メロンは、夏季限定で7月初旬から9月下旬までご注文を受け付けております。
収穫期のあいだは、ご注文からおよそ1週間程度での発送となります。

【到着日のご希望について】
ご希望の到着日がある場合は、できる限り対応させていただきます。
ご希望日の4日前までにご注文いただき、カート内の備考欄に到着希望日をご記入ください。

【お盆時期にご注文予定のお客様へ】
例年、8月10日前後はご注文が集中し、お届けにお時間をいただく場合がございます。
また、メロンはお届け後に約1週間の追熟期間が必要ですので、お盆に召し上がりたい場合は、お早めのご注文をおすすめいたします。

熨斗(のし)対応も承っております

梱包の都合上、「内のし」(化粧箱の中にのし紙をお入れする形式)での対応となりますので、あらかじめご了承ください。
熨斗をご希望の場合は、ご注文時にカート内の【備考欄】へその旨をご記入ください。
表書き(例:御中元・御礼など)や名入れのご希望があれば、あわせてご記入いただけるとスムーズです。

例:のし希望(表書き:御中元/名前:山田)

メロンの保管と追熟のコツ

メロンは、直射日光を避けた常温(20〜35℃)の環境で保管してください。気温が高いほど熟すのが早くなります。
湿気がこもらないように、箱や袋のフタは開けたままの状態が理想的です。

また、冷蔵庫で保管すると追熟がゆっくり進むため、食べ頃をずらしたい場合に便利です。
たとえば、収穫から5日後に冷蔵庫に入れた場合、そこからさらに10日ほど追熟に時間がかかり、食べ頃が先延ばしになります。「すぐに食べられないけど、美味しいタイミングで食べたい!」という方には、この保存方法もおすすめです。
ただし、保管環境によって状態は変わりやすいため、メロンの頭(ヘタ側)とお尻(底)を時々チェックしてください。

※長期保管につきましては、品質の保証ができかねますので、あくまでお客様ご自身のご判断にてご対応くださいますようお願いいたします。

届いたら(切ったら)メロンが傷んでいた。そんな時は?

メロンはとても繊細な果物で、追熟の過程や輸送中の環境によって、まれに傷みが出てしまったり、うまく熟さない場合がございます。
そのようなときは、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。
状況を確認のうえ、できる限りの対応をさせていただきます。ご不安な点があれば、小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら

私たちは、お客様が美味しい状態で召し上がっていただけるその瞬間まで、しっかりとサポートいたします。

それぞれ玉の直径は、中玉約13cm、大玉約14cm、特大約15cm程度です。(形によって異なります)
※中玉サイズは6玉入り大箱のみの発送となります。

■富良野中山メロン商品一覧■

富良野中山メロン 1玉箱

お一人用におすすめ

富良野中山メロン(赤肉) 
【大玉】1.6kg×1玉(送料込み)
富良野中山メロン(赤肉) 
【特大】2.0kg×1玉(送料込み)

富良野中山メロン 2玉箱

お中元などのご贈答用に一番人気です。

富良野中山メロン(赤肉) 
【大玉】1.6kg×2玉(送料込み)
富良野中山メロン(赤肉) 
【特大】2.0kg×2玉(送料込み)

富良野中山メロン 3玉箱


富良野中山メロン(赤肉) 
【大玉】1.6kg×3玉(送料込み)

富良野中山メロン(赤肉) 
【特大】2.0kg×3玉(送料込み)

富良野中山メロン 8kg大箱(4玉・5玉・6玉)

お友達と分け合ったり、ご自身で直接お届けする方にお得な大箱サイズです。

富良野中山メロン(赤肉) 
【特大】2.0kg×4玉(送料込み)
富良野中山メロン(赤肉) 
【大玉】1.6kg×5玉(送料込み)
富良野中山メロン(赤肉) 
【中玉】1.3kg×6玉(送料込み)