メロン作りその1「ハウス作り」
投雪機で雪飛ばし
富良野メロン作りは2月から始まります。
ハウスの準備はまず雪はねから始まります。
ハウスの真ん中の通路を投雪機(とうせつき)で外に飛ばしていきます。こうすることで雪解けが早くなります。
メロンのハウスにビニールをかける
ある程度周りの雪を飛ばしたら、ハウスをかけれるように手作業で雪を取り除きます。 雪は圧雪されていて重いのでかなりの重労働なんですが、正月太りのなまった体には良い運動になります。
冬の間は雪の重みでつぶれてしまうので、ビニールは畳んで上にしばり付けています。
ビニールを広げる前に黒くて頑丈な紐「ハウスバンド」を骨組みの間にかけておきます。
ハウスのビニールを一気に広げます。このとき風が強いとブアーっとビニールが舞ってしまうので注意が必要です。
広げたらすぐハウスバンドでビニールを固定していきます。
あとはハウスの骨組みとビニールをつなぎ合わせて完成です。
このつなぐギザギザの針金みたいのは「ビニペットスプリング」といってビニールを破かずに固定でき、取り外しも簡単な優れものです。