猛暑もひと段落。メロンの摘果作業中です
全国的に猛暑が続く中、富良野山部の中山農園では久々の曇り空をむかえました。
本日の気温は20度。気温が下がりハウス内の作業も捗りそうです!
メロンの美味しさを集中させる「摘果(てっか)作業」
今日は摘果という作業を行いました。
メロンを育てる際、芯切をはじめ摘果やその後新しく成長した玉の回収など様々な作業を行いますが、これらはメロンを作るのに重要不可欠な作業です。
芯切は葉を切ったり、なったばかりのメロンの玉を取って少なくする作業などがありますが、そんなことをしてメロンに何が良いのって話ですよね。
簡単に言うと、栄養先をいくつかのメロンに集中させるのです。
葉がたくさんあったりメロンの玉がたくさんあると、それらにも栄養を取られるため美味しいメロンは作れません。
そこでなっているメロンの数を厳選することによって栄養がそれに集中し、美味しいメロンが育ちます。
一つの茎から何十個とメロンがなる中から、中山農園では最終的に4個から5個まで厳選して栄養をたくさん取らせるのです。
今日行った摘果とは
事前に10個まで厳選した状態からさらに約半分の数まで厳選する作業です。
摘果は最終オーディションのようなもので、ここで選ばれたメロンたちが皆さまの元へと向かいます。
では他の玉はゴミとなってしまうのか?
そうではありません。前の記事で書いた通り、おいしい漬物などになります。
美味!摘果メロンの漬物
摘果の段階でのメロンはまだアミアミのネットがかかっていない状態なので表面がつるつるしているメロンです。
この摘果メロンはきゅうりよりも甘みがあり、普通に食べることができます。
そして漬物などに使用することができるのです。
しっとりとした食感もあり、美味しい漬物へと姿を変えることができます。
漬物といえばキュウリや大根などが主流かと思いますがメロンの漬物も結構おいしいんです!
明日は芯切や皿引という作業を予定しています。
天気予報では今日と同じような気温のようですが、日が射すようなのでハウスの中はあったまりそうです。
日が射すか射さないかでハウスの中の温度はぐんと変化するんです!
全国の皆様も熱中症には十分気を付けて過ごしていきましょう!