富良野はようやく暖かくなり、収穫作業が追い付いてきました。
アスパラはまだ発送されていない方も多くお待たせして申し訳ありません。もうすぐ皆さまお届け予定ですので、もう少々お待ちください。
グリーンアスパラの定植風景
1年目のアスパラ。広い畑で1株ずつ丁寧に定植します。
株を大きくするために植えてから2年待ちます。





こちらは2年目のアスパラ畑。伸ばした茎が枯れ、根に栄養が戻ることで株をさらに大きくします。
来年収穫予定ですので、これからはお待たせすることなくすぐに皆様へ発送できる予定です。


インドネシア面接の様子
初めて訪れたインドネシアは、昼間の気温が35℃近くまで上がる、とても暑い国でした。日本とはまったく違う気候に驚きつつも、強い日差しと熱気に包まれた街の雰囲気に、どこかエネルギーのようなものを強く感じました。







現地では、日本で働くことを目指して日本語を勉強している生徒さんたちが、そろって出迎えてくださいました。初対面にもかかわらず、みなさん礼儀正しく、笑顔で丁寧に挨拶してくれる姿がとても印象的で、「日本で働きたい」という思いの強さが伝わってきました。


今回、受け入れるインドネシアからの実習生は4名です。インドネシアは、まだ発展途上にある国ではありますが、だからこそ、人々は皆、必死に前を向いて生きています。街にあふれる活気や、目の前の仕事に真剣に向き合う姿勢からは、日本では失われつつある“生きるエネルギー”のようなものを強く感じました。
彼らはとても意欲的で、仕事にも真面目に取り組んでくれるため、私たちとしても本当にありがたく、受け入れる側としても身が引き締まる思いです。
「実習生」と聞くと、日本ではまだ一部に偏見や誤解があることも否めません。ニュースなどで取り上げられるのは、労働環境の問題やトラブル事例が多く、どうしても「安価な労働力」として受け入れているという印象を持たれてしまいがちです。
しかし、今回実際にインドネシアの現地で彼らと直接会い、言葉を交わし、表情や姿勢に触れてみると、そのイメージは大きく覆されました。彼らは「日本で働く」という目標に向けて本気で努力しており、日本語を懸命に学び、礼儀やマナーを身につけようとする姿勢に、むしろ私たちのほうが学ばされる思いでした。
彼らにとって日本での実習は単なる出稼ぎではなく、人生を変える大きなチャンスです。だからこそ一つひとつの仕事に対しても真剣で、自分たちの未来に責任を持って取り組んでいます。そのまっすぐな姿勢、前向きなエネルギーは、働き手としてだけでなく、一緒に働く仲間としても非常に頼もしい存在です。
こうした出会いを通して、少しずつでも「外国人実習生」という言葉の持つイメージが変わっていき、彼らが日本社会の中であたたかく迎えられ、正当に評価される存在になっていくことを、心から願っています。